韓国お茶事情
- 2012年08月22日 |
- ■韓国のこと |

お立ち寄りくださりありがとうございます
私がジャンルを問わずお茶が好きだというのは、
これまであれやこれやと書いてみていたので、
ご存じな方も多いかと思いますが、
(お茶関連記事はこちらです→紅茶講座 お茶の気持ち。 お茶を活用するの巻 美味しい紅茶)
来月、お友だちが韓国に行くときいたので、
公共の電波を使って、韓国のお茶事情をご紹介しちゃいます
韓国には、甘くないお茶、甘いお茶がたくさんあります。
とうもろこし茶や
柚子茶などは有名ですよね。
ほかにも、緑茶や麦茶などは日本と同じくあります。
でも、私は、日本人があまり買わないお茶が好きです。
例えば甘くないお茶だと。
トゥンクルレ茶。
トゥンクルレというのは、あまどころという植物で、ユリ科の多年草だとか。
ちょっと調べてみたら、チロシナーゼというものが、活性酸素を除去してくれたり、
代謝促進作用、老廃物除去作用があると書いてあるものを見ましたへぇぇ
タンポポ茶のような、オーガニックな味がします。
次は
クッカ茶(菊花茶 ???)
こちらは菊の花が入っていて、スッキリしたハーブティーのような感じ。
とうもろこしのひげ茶に比べると、やや高価です。
菊花茶は飲んだことある方もたくさんおられるかもしれませんね
さらにー。
日本では、こんな感じでお手軽なティーパックタイプの
とうもろこしのひげのお茶↓(オクスス スヨプチャ スヨプ=ひげ です)
が有名っぽいですが、
どうせ買うなら、こちら↓
とうもろこしの実のお茶(オクススチャ)の方が絶対
美味しいです。
香ばしさが違うのです
煮出すのが面倒という説もありますが、私は、それでもこっち派です。
←食に対する執着をこんなところで発揮
甘いお茶は、
私は、ユジャチャ(柚子茶 ???)より、
断然、テチュ茶(棗茶 ???)が好きです
テチュというのは、ナツメのことで、
柚子茶のように、お湯で溶いて飲むように、瓶詰めで売っています。
でも、プルーン色なので、知らない人は買わないであらふね
美味しいのに
どんな具合かというと、液体プルーンに味もちょっと似てる気がします。
ヨーグルトにかけても、ジャムみたいに使っても美味しいです。
残念ながら、これは画像がないですが、プルーン色の瓶詰めを探していただければよろしいかと。
たまに、ナツメの輪切りが入っているのもあります。
それから、オミジャ茶(五味子茶 ????)
これは、ホンモノのの実が入った甘くないものだと、
ローズヒップのような酸っぱい味なのですが、
柚子茶のように加工して甘くしてあるのがあります。
こちらは、ユジャ茶とオミジャ茶のポーションタイプ。
これは、ロッテ百貨店の免税店などでも売ってました。
なんだか、カワイイでしょ
こういうお土産によさそうなのは、上(免税店)で。
瓶詰めやトンクルレ茶、オクススの実は地下で買うのがお得です。
(ほんとはスーパーで買うのが一番ですけど)
さらに、こちらはいただきもので、オミジャ茶の粉タイプ。
これは、甘かったです、かなり
さらに、甘いお茶だと、
梅をつかったメシル茶(??? ??は、梅です)
もち米と麦芽を使ったシッケ(??)
煎じた生姜汁にシナモンが入った水正果(スジョングァ ???)などなど
いろいろあります。
スジョングァはやや苦手・・・ですが、シッケは、単にお米が浮いている感じで酒かすではないので、甘酒が得意でない私が大好きだった飲み物です
甘くないのだと、
この間、韓国人の友人に聞いて初めて知ったのだけど、そば茶なども実はあるらしい
メシル茶ではなく、メミル茶(???)というそうです。
ソウルで伝統茶が味わえるところはたくさんありますが、
なんとなく一番手軽に行けるのは、仁寺洞(インサドン )の伝統茶院でしょうかねー。(→リンクはこちら)
仁寺洞は、昔は趣のある街で好きだったのですが、
残念ながら、どうも今は様子が違っています
でも、お友達を連れてソウルに行くときは、仁寺洞で伝統茶を飲むことにしております
まだまだ知らないお茶がたくさんあるような気がしますね
お茶好きにはたまらない感じです
韓国お茶事情あれこれでございました