どうすれば東大に入れる(笑)?
- 2012年12月06日 |
- └ 受験と自立脳 |

お立ち寄りくださりありがとうございます
つい最近、
「どうすれば東大に入れる?」
というワードでわたくしのところにたどり着いてくださった方がおられたようです
ありがとうございます
一応東大大学院卒なので、うっかりひっかかったかもしれません![]()
たどり着いてくださった方はテクニック的なものを求めて、やってこられたかもしれませんね。
確かにテクニックはあります。
成績を上げるにも、試験に受かるにも、分析する力というのは、必須です。
(最近、この「分析」という点で、私が通常当然にやることが、もしかしたら当然ではないのかも、と気づいて衝撃を受けたので、そのうちこのお話は書きます。)
検索してくださった方が高校生や、大学院入学を考えている方であったとして。
ひとまず、ご自身が東大を出た後の未来を想像し、
その未来のための手段として、東大卒もしくは東大大学院卒であることが必要なのであれば、
どうぞ、テクニックに走っていただきたいと思います。
そこまではっきりしっかり見えているなら、テクニックに走っても何の問題もありません。
あとは、自分に足りないものを補強して、合格をめざすだけです
でも、仮に検索してくださった方が、お子さんのいる方で、
東大に入る主体がご自分ではなくお子さんである場合には。
そして、その方が目の前にいらっしゃったら。
残念ながらテクニックだけではだめです、とお伝えします
なぜか。
武器だけ持ってても、それを使いこなせる自分でいなければ、
学校に入った後に、自分がしんどいからです(←体験談
)。
使いこなせる自分とはどういうことか。
それは、
自分に対してどこまで本気になれるか。
自分がどう生きたいか、あるいは、どうありたいか。
自分がどう命を使って、何のために努力したいのか。
自分の人生に、自分がどれだけ納得できるか。
そういうことです。
これは、実は子ども自身が考えなければなりません。
学校に通うのは子どもだから。
もしかすると、学校に入れることで、親の役目は果たせたと思う方がいらっしゃるかもしれませんね。
結果を出す。
それは素晴らしいことです。
もちろんご両親の協力がなければ、子どもだけでは絶対に達成できません。
だけど。
先の目的を見て、自己との対話をする。
そして、本当にその未来がほしい未来なのか考える。
これは子どもの仕事です。
意思を持って考えたときに、初めて道は開けるものだから。
この土台がしっかりしているなら、上にテクニックを積み重ねても大丈夫。
安心してテクニックに走れます(笑)
でも、在りかたがはっきりしないうちにテクニックだけを積み重ねても、
砂上の楼閣でしかありません。
私が、テクニックを裏メニュー(
)にしているのは、これが理由です。
在りかた・生きかたを置き去りにした結果、迷子になった経験があるから
もちろん、迷子にならずにテクニックだけで人生を渡っていける人はいると思います。
天性の勘とか勝負強さとか、そんないろいろが備わっていたりすれば。
だけど、人生の節目に、自分の力で人生を動かす力をつけるためには、
どこかで、自分がどうありたいのか、そういうことを考える必要があると思うのです。
これもやっぱり訓練なのでね、やってるかやってないかで、ストレス耐性にも影響します。
自分が何のためにここにいて、
誰のなんの役に立つのか、
そんなことを考えることすらできず、
出口の見えない暗闇の中を方向性もわからずに歩き続ける。
東大大学院まで行って人生に迷子。。。それも、一度社会人になった後なのに。。。(がっくり
)
出た後の姿が欲しい未来か、そのための手段として必要なのかを吟味せずに、
テクニックだけでどうにかすると、こういうことになります。
これね、考えなしな自分を世界中に公開しているという、とても恥ずかしい状態なので、
あまり言いたくないのですが、あえて言います
誰かの足しになるのなら。
とはいえ、行かなければ、こんなこと書こうとも思わなかっただろうから、
あの学校でのことは、これはこれで幸いだったと思ったりもしていますが![]()
というわけで、こどものお仕事のお話を書いてきましたが、
じゃあいったい親はどうすれば?という点については。
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お問い合わせいただければと思います![]()
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