生まれた日に1年を振り返る。
- 2012年12月31日 |
- ■つれづれ |

お立ち寄りくださりありがとうございます
1年最後の日ですね。
実はわたくし、本日が、お誕生日です。
あまりに名前が決まらなすぎたため、
おおみそかの「み」と「か」をとって、「みかこ」になったと聞いております
クリスマスもお年玉も、お誕生日とは別々にやってもらっていたため(笑)、
特別、誕生日がおおみそかでどうこう、ということはなかったのですが、
昨年あたりから、
1年の最後の日が誕生日というのは、1年振り返る意味で、ものすごくよいことなんではないかと思うようになりました。
で、今年。
年明けに大きな出費をして動くことにしてから、
今年ほど、今後につながる素敵なご縁に恵まれた年はなかったような気がしています。
今年使ったお金をトータルすると、えらいこっちゃと思いますが
(昨日うっかり計算してしまい、衝撃を受けました)、
でも、出した以上の、お金にかえられない価値をいただいた。
そんな気がしています。
たとえば1月。
そもそも右脳の存在すら忘れきっていた私が、
ある方のもとで、右脳の存在にフォーカスし始めます。
そのときの同期生は、今でもいろいろ助けてもらったり、
私にとって大事な尊敬できる方々です。
ここで出会えたことが本当にギフトでした。
2月には、
東大時代からのお知り合いが、大好きな器の仁秀 さんの息子さんだったとわかり、
器を通じて、とても素敵なご縁をいただきました。
サンセールのドメーヌ、アンリ・ブルジョワの当主のムッシュブルジョワにも再会したしね。
3月には、
いろいろと迷いつつも、いろんな場所へ出かけて行き、
何より、就活の失敗で自殺する学生のニュースに触れ、
自分の人生を、自分で動かすこと、
自分で決め、選び、達成するために必要なことをについて考えるようになりました。
そして4月。
頭痛で検査をしたら、脳梗塞のあとがみつかったことから、
働き方というものについて考えるようになり、
5月には、
ある出来事で精神的にきちきちだった、その直前に、いろいろとごたごたがあり。
反面教師的に、人との関わり方について考え始めました。
6月は、
体調不良maxで、
今まで抽象的すぎてよくわからなかった「自分を大事にする」とか、そういった言葉が突然腑に落ちた時期でした。
THE HOLSTEE MANIFESTO など、心に響く言葉たちにたくさんであったのもこの時期です。
さらに7月。
始めたら、やめることが何より嫌いだった私が、
初めて、会社を休むという選択をしました。
理由は、これ以上行きつづけたらほんとに病気になると思ったから。
あちこちのサイトで簡易チェックをしたら、「今すぐ病院に行ってください」と、どのサイトでも言われ。
世界が色あせているように見えて、いろいろ決められなかったり、おかしかったのはわかっていたけれど、
ここで行きつづけたら、真っ暗になる
そう思ったのです。
そして、7月は、自分のために時間を使うと決めました。
自分が何のためにここにいて、
自分の持つ何が、誰のどんな役に立つのか。
そして、自分はどうありたくて、どんな未来が欲しいのか。
過去を掘り返すなかで、そんなことを明確にする作業を始めたのです。
この時期、こんな言葉に出会ったことも、ものすごく影響しています。
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この世界の誰もが、
父母を選んだり、自分の望んだ姿で生まれ出ることはできない。
自分たちが選べるのは、ただひとつだけ。
今日をどう生きるか。
それだけだ。
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→ハングルの原文等、全文はこちらです。 自分が選べるのは。
それからの私は、過去一番苦しかったことに焦点をあて、こんなことを思うようになりました。
すこし長いですが、おつきあいください。
親は、子どもの可能性を信じているからこそ、
期待もする。
未来を託したくもなる。
それがわかるから、
子どもは一生懸命頑張る。
喜んでもらいたいから。
喜んでもらえると自分が嬉しいから。
だけど、その期待に添えない結果となったとき。
結果につながる選択肢が閉ざされたと思うとき。
子どもは、親の希望を叶えられなかった「自分に」失望します。
親が考える以上に深く。
そして、そうなってはじめて、
親の望む未来を生きようとしていたことに気づく。
私の場合は親ではなかったけれど、
まったくこの通りのことが起こり。
渦中にいるときは、望む未来を生きようとしていたなんて思わなかったけれど、
時がたってみたらわかる。
私は、一度自分でした選択を諦めて、
託された未来を実現することに一生懸命になっていた。
けれど。
子どもが親の希望を叶えるのではなく、
子どもも親も、それぞれ自分で自分の人生の舵取り
ができる親子関係でいられたら、
挫折して自殺する子は少なくなるのではないか。
子どもに幸せな人生を送ってもらいたいと思ってくれるなら、
親が自分の人生に後悔していないこと。
自分の人生を、自分で生き抜いていること。
それが、子どもにとっては、幸せの近道です。
自分の人生を自分で動かし、悔いのない人生を送っている親の姿を見て、
自分もそんな大人になろうと思う。
そして、親も、自分の人生を自分で動かしているからこそ、
子どもに対しても、きっと「自分の人生なのだから、自分でちゃんと考えて動かしなさい」と言える余裕が生まれるんじゃなかろうか。
そんな風に思い始めました。
子どもの幸せを願うがために、
無意識にも自分の夢や希望を子どもに託し、
本来の子どもの可能性を摘んでしまっていることがある。
でも、
ほんの少しだけ方向を変えれば、それは子どもにとって、大きなサポートになります。
子どもが人生を諦めたくなったときに、親が救い
になるような関係、
そんな関係でいられる親子がいっぱいの社会になるようなお手伝いがしたいと思うのです。
そして。
いろんな方に実際にお会いする中で、
決めて選んで自分の人生を自分で動かすとか、
これから後悔しないように後悔を取り戻しに行くとか、
そういうことは、親という役割を持っていない方にも、
心を楽に生きるために大事なのではないかと思うようになりました。
(友人が、「大人になった子どもにも」という表現をしてくれました。なるほど)
人生において重要なことは、
自分で決めて、自分で選んで、自分で達成するチカラをつけること。
自分とのお約束を守る子になること。
出口の見えない暗闇の中で苦しい思いをしている方が、
光をみつけて歩き出す、その瞬間に立ち会えたら、
ものすごく幸せです。
というわけで、
2013年は、そのための活動を地道にやって行こうと思います。
こう決めて、
さらに、いろんな学問や傾向分析から自分の傾向を知ったことで、
何かできることはありますか?と言っていただくことがものすごく増えましたし、
数え切れないくらいたくさんの素敵な出会いをご紹介いただきました。
たくさんの方に、このブログを読んでいただけるようになったことも、
本当にありがたく、嬉しく思っております。
この場を借りまして、
今年ご縁をいただいたたくさんの方々に、心から感謝申し上げます
たくさんの方々に愛されて、今の自分があります。
1年最後の誕生日に、1年を振り返る。
おおみそかが誕生日でよかった。
心の底からそう思っています。
今までもこれからもそばにいてくださる皆さま本当にありがとうございます。
来る年が、皆さまにとって、素晴らしい出来事いっぱいの、素敵な1年になりますよう
お祈り申し上げます。
よいお年をお迎えください
今年、みなさまがみかこにくださったもの。
フランスブームでしょうか!?
腹巻(笑)&くつしたセット。
ふわっふわでなんとも心地よい手触り
こちらも同じところからの。
レースたっぷりのおしゃれでステキなポーチ
そして、フランスでベストセラーになったという、ご本。
ゆるり~な時間に読みたいので、まだとっておりますが、読後感が今から想像できて
わくわくしております
いとこからはお洋服をいただきました
そして真珠好きの私に
どうもありがとうございます。
選んでくださったときのことを考えて、うるうるしております、わたくし。