弱みは強み
- 2012年11月13日 |
- ├なりたい自分になるコツ |

お立ち寄りくださりありがとうございます
最近、強みを伸ばしましょうとか、
強みをウリにといったことを、よく聞きます。
強みを発掘する、
それは、もちろん、とっても大事だと思うのです。
今までお金と時間をかけて、得意なこと、他の人よりできることとして、心と体に染み込んでいるものだろうから。
だけど、弱点だったものを、使えるまでにもっていったなら、
弱みなんだけど、強みなんだろうなぁと思うのです。
たとえば、私の場合。
ノートをよくほめられますが、
ノート術を学んだ経験もなければ、
自分のノートが特別優れていると思ったこともないわけです。
今では、ノートについて、テクニック風なことも言語化できたりもしますが、
正直、何がそんなにほめられポイントなのか、よくわからない。
他方、
受験英語の場合。
そもそも、私は英語が足を引っ張っていて、
英語の配点が他の2倍ある慶應には、とても受かるまい
…と塾の先生方に思われていたような高校生でした。
学校の試験は、ちゃんとやるし、予測もするから成績はいいのだけれど、
模試などでの初見の問題に圧倒的に弱い
弱いから、点が出ない。
点が出ないから、つまらない。
つまらないから、後回し。
…になって、一層得意科目との差が開いていくことに
最終的に、この悪循環を改善するコツを見つけましたが、
そうは言っても、苦手意識は消えないわけです。
そんな私が、わずか2年後、
中学生の学校の英語の成績を2段階あげてしまい、生徒の得意科目を英語にしてしまうような塾講師&家庭教師をやってました
私の過去を知る元塾の先生たちは、
それはそれは驚愕です(笑)
「ていうか、何をどう教えているの?」
まで言われましたからねー
でも。
あんなに上がらなかったのを、いろいろ考え、いろいろ試して、
どうにかしたから、
出来ない子の出来ないポイントが手に取るようにわかるのです。
「あーそれ、わからないよねー。私も昔わからなかったわー。」です
そして、当時の私が「こう言ってくれればわかったのにー」と思う方法で説明する。
すると、
たいていの子は
こんななります。
おもしろいくらいに
お仕事レベルでは、過去事例をあれこれつなぎあわせたり、ヒロコ嬢にこっそり助けを求めたりしてごまかしていますし、
ハングルに比べたら、トータルで見ると英語はやっぱり苦しい
でも、
ディクテしたり、
出来ない子の点数あげるのは好きなんですねー
自分が苦もなく結果を出せることは、誰かに何か聞かれれば、あれこれ説明できるのです。
でも、そうでない限り、みんなが聞きたいポイントと、自分の説明がずれることがあります。
私の場合、勝手にやらせてもらったら、ほとんどずれる自信があります(笑)
周りの知りたいポイントがちゃんと把握できないから。
なので、強みを磨く場合は、
そこのスコープを間違えないよう、
いろんな配慮が必要になりそうです。
でも、弱かったのをどうにかできた場合、
強くなる方法論がわかる。
なので、弱みは強みになるんだねー
というお話でした
弱みを弱いままにしない、という決意も重要だったりする…かも
自分への自戒をこめて…