道はいくつあるんだろう。
- 2012年12月02日 |
- ├なりたい自分になるコツ |

お立ち寄りくださりありがとうございます
わたくし、ひっさびさに床で寝てました。。。身体が痛い
なぜかというと。。。伝記の和訳が終わっていなかったから
昔は、予習が終わらなくて、半べそかきながらずっと机に向かい、力尽きていつの間にか机で寝る、ということはしょっちゅうだったのですが、
久々にやったら、こんなことはもうできない。。。と思いましたよ風邪ひいたっぽいし。。。
よいこのみなさんは、宿題は早めにやりましょう
さて。
今日は、道はいくつあるんだろう というお話です。
先日からお話している、なりたい自分になる場合、
最短ルートというのは、たぶんあります。
だけど、その最短ルートをとることにこだわるよりも、
違う道をとる、その方がむしろ、今後の自分にとって、プラスに働くことも、往々にしてあるだろうと思うのです。
たとえば私の場合。
大学は付属のついている大学へ行きましたが、実は、中学受験でその大学の付属中学は落ちています。
当時ソウルに住んでいたので、中1の夏までソウルにいて、都内の私学に編入したのですが、
当初はその編入した学校には興味がありませんでした(このあたりの事情は、自立脳ノススメに書いております)。
が、しかし。
今となっては、生徒の自主性を何よりも大事にしてくれるあの学校ですごした5年半が、
今の私の思考のほとんどを作っているといっても過言ではありません。
自分で決めて、自分で選んで、自分で人生を拓くことが、
人生において必須の要素であるかのように思っていたのも、
この学校に行ったからだと思っています。
(なので、世間ではもしかしたらそうではない場合があるのかも、ということに思い至ったとき、
かなりの衝撃をうけました…)
そして、中学で落ちた大学に、大学受験で奇跡(笑)の合格をいたします。
結局、最終的には、そこにたどりついたわけです。
違うところでたくさんの素敵な友人たちに出会うというおまけまでつけて。
そのほかにも、
就活のときに、「ここで働きたいな」と思った会社が、何社かありました。
でも、直接受けたときには、まったくもってご縁がなく。
そして、その後も内定がもらえないまま、就活をしていて、
あるとき、当時書いていた修士論文とのテーマともかさなって、
「いろんな人のいろんな価値観を、いろんな形で実現できるところがよいな」と思い至ったわけです。
(このときのお話は、原点に戻ってみる。その2 に書いております。)
そして見つけた法律業界。
結局、事務所に入ってから、落ちた会社のほとんどについて、案件に関わらせていただきました。
いろんな人のいろんな価値観を、いろんな形で実現できるところがよいな、という私の希望そのままに。
…なんだ、ここでよかったじゃん。
そう思った瞬間です
前に、就活ニュースに思ふ。という記事で、
就活に挫折して人生を諦めた学生たちのお話を書きました。
私の中で、人生の節目に挫折して人生を諦める子が一人でも少なくなるために、自分に何ができるか、
そんなことを考え始めるきっかけとなったニュースです。
そこではこんな趣旨のことを書いています。
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人生のステージステージに、そのときの自分にふさわしい壁が用意されていて、
ひとつひとつ超えるたびに壁は高くなり、
それを越えていったら、見える景色もどんどん違ってくる。
そして、
自分が思っているより明るい未来
が用意されているはず。
それがわかっているだけで、人生はずっと楽になる。
今は、そんなことありえないと思っても、
いつかきっと、あれでよかったと思う日がくる。
それにね、壁は越えなくてもいい。
3つぐらい穴あけて通ったら、同じとこに出るかもしれないし。
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詳細はこちらです →就活ニュースに思ふ。
この、「3つぐらい穴あけて通ったら、同じとこに出るかも」というのは、私の実感です。
中学受験に失敗したと思ったって、結局おまけまでついて、同じところに出てきたし。
やっと内定くれたところに行ったって、おそらく自分が想像していたよりもよい形で、結局関わることができたし。
出来事に対して、そのイベントが起こっている最中には、プラスの意味づけをすることは難しいです。
でも、何年かたってみたら、
こっちのほうがオイシかったんじゃ?と思うことが私はよくあります。
それも、過去の出来事をどう意味づけるかというやり方の問題なのかもしれませんが、
道はひとつじゃない。
仮に、それがほしい未来なのだとしたら、どんなルートをとってもたどり着けるものなのだと思います。
確かに、最短ルートだと、省エネ(笑)ではあります
でもね、最短ルートをとった人には、それとは違うところで、別のいろいろがあるものです。
それは、その人と自分との差なのではなく、
チカラが必要な場所が違っただけ。
もちろん努力の差や、方向性の取り方の巧拙というのはあると思います。
だけど、それはそれとしても、
自分には、ここで学ぶべきことがあり、
その人には、ここではなくて、別のところで学ぶべきものがあるから、ここはすんなりいった。
そういうものなんだと思います。
自分の人生を誰かのせいにせず、転んでもただで起きない自分であるには、
道はいくらでもあると思っておくことも必要なことかもしれません。
受験で失敗しようが、就活がうまくいかなかろうが、
ちゃんと望む未来にたどりつける道はどこかにきっとあるものです。
だから、世間のお母さまたちには、万が一、お子さんがそんなことになっても、
ことさらに落ち込んだり、困ったり、迷ったりせず、
道はたくさんある、と、おおらかにいていただきたいと思います。
そういうお母さまでいてくれるだけで、子どもはとっても救われるものです
お話会のお知らせ
自分の人生を切り拓くことについてなど、お話会をしたいと思っています。
詳細はこちら→☆
韓国人の知り合いとともに、昨日は川越へ行ってきましたよ。
雹らしきものまで降って、寒かった。。。
でも、美味しいものと紅葉
を満喫してまいりました