人は鏡
- 2012年09月21日 |
- ├なりたい自分になるコツ |

お立ち寄りくださりありがとうございます
「人は鏡」という言葉がありますね。
みなさんもよくこの言葉を聞かれることがあるのではないかと思うのですが、
佐藤一斎という江戸時代の儒学者の語録である『言志録』という本に出てくる言葉のようです。
原典にあたったら、詳細を書こうと思いますが、
人は自分の鏡で、自分の心を映す映像にすぎない。
世の中のすべては自分の鏡であって、心を変えればそのとおりに変わっていく。
人を変えようと思う前に、自ら改め変わればよい。
というようなことだったかと。
それでです。
わたくし、つい先日、まったくそのとおりの体験をいたしました
あのですね。
もう6.7年ほど知っている友人がいるのですが、
なんとなくよくわからない。
いつもわからん。
なぞだらけの人でした。
ところが。
先日、久しぶりーに会ってみたら。
珍しく(というか初めて)、よく自分のことを話すではないか
仕事がどんな状況とか、どんなことを思っているとか。
いろいろ話してくれましたよ
ふんふん聞きつつも、わたくし、心の中では「いったい何がおこっているのかや~~~」と、はてな
がいっぱい。
ところがだ。
あとで気づいたのでした。
それまでいろいろいろいろ話していなかったことを、何から何まで語ったのは私のほうでした
なぜ話していなかったのか。
うーんなぜだろう。
この人には全部出せないと思っていたのかな。
そうじゃないな。
おそらく、自分の中で、よくわからないままに、その人像を勝手につくっていて、
でもよくわからないから、どこまで出していいのかわからなかったのでしょうね。
そして、どこまで出していいのかわからないから、本当の自分からはるか遠~~~いところで会話をすることに。。。
わからんのは、私のほうだったよ
「人は鏡」、まさにそのとおりでした。
この人わからんなぁと思うことがあったとしたら。
もしかしたら、その人から見て、自分自身がわからん人になっているのかも。
長い友人期間で、初めてちゃんとその人が像を結んだ気がしました。
わたくし、ひどい乱視ですが、乱視が治った気分(笑)
そして、きっと私も、これまでで一番私らしかった気がします。
自分のまわりをよくみること。
自分らしく生きるヒントがみつかるような気がします